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5月22日 東京 vs 新潟 @駒沢オリンピック公園陸上競技場 - ナビスコカップ 予選リーグ第3節
90分を両チームともに無得点で経過。時間はロスタイムに突入。マイボールを失うたびにドローという結果を受け入れる覚悟を整え始めたそのとき、突如として歓喜は訪れた。
デビューイヤーの輝きを失ったわけではないと、彼を観るすべての人は信じていたはず。その左足で相手のバランスを崩し、その左足から放たれたボールは鋭くサイドネットに突き刺さった。
ゴール直後、相手を奈落の底に突き落としてきた、数々の激勝の興奮が呼び起こされる。やっぱり彼には劇的なゴールがふさわしい。ディフェンディングチャンピオンとして、こんなところでやすやすと首位を明け渡すわけにはいかないのだ。
国立へ続く僕たちの道筋が、少しばかり明るく照らされた気がした。
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5月15日 東京vs清水 @味スタ
前半はセットプレーでの失点のみ。お世辞にも、首位のチームが試合を支配しているとは思えない展開。それでも清水には、精度の高さを誇るキッカーと、守備側の複数のプレイヤーを引きつける高さ、ヘディングの巧さがあった。
対する東京は、この日もフィニッシュの物足りなさを露呈。「もっとミドルも打とうよ。」そう思い続けた矢先に、ためらわず振り抜いた長友のシュートで1点を返す。続けざまに、リスクを恐れずゴール前まで攻め入った松下の一振りが、試合を振り出しに戻した。
たった3間の同点劇。しかし、この攻撃がもう5分続いていたらどうなっていただろうと思わせる展開だっただけに、またしても悔やまれる結果に落ち着いてしまった。
いよいよ長い中断期間。味スタで次のリーグ戦が行われる頃には、暑気立ちこめるナイトゲームが待っている。真夏の闘いをどう乗り切るのか。そして ─
背番号「5」の行方やいかに。
5月9日 山形vs東京 @NDソフトスタジアム山形
これまでの得点力不足が嘘のように、山形を激しく粉砕。平山に納まったボールが次々と展開され、チームで20本のシュートを放って快勝。次節には首位の清水をホームで迎え撃つ。
その3-0での快勝から3日経過。W杯のメンバーも発表され、ナオ、平山が23人から落選してしまった。大久保ならナオのほうが、矢野なら平山のほうがという気もするが、あの眼鏡にかなう結果が出せていなかったということか。
予備登録により召集されたメンバーはナビスコの出場も不可とのこと。東京にとっては試練が立ちはだかるが、こういう状況だからこそ勝利の重みは増してくる。
ようやく勢いを増した東京。ひたひたと忍び寄る逆境さえも力にしてほしい。